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大島塩工場(海の精)見学ツアー
[ イベント関連 ]
秋らしい晴天が気持ち良い日、伊豆大島の塩工場(海の精株式会社)見学ツアーに出発! 1997年以前は塩は専売制でした。食料品店等に「塩」とかかれた看板がかかっていたのを覚えていらっしゃいませんか? その時代には、「食塩」と「精製塩」がメインでした。塩化ナトリウム99%以上の塩で、日本専売公社が決めた塩以外は作ってはいけない、販売には許可を得ることも必要だったのです。 1971年に、国によって塩田廃止が決定され、国内で作られる塩はすべて’イオン交換式’という化学工業的な方法で作られることになりました。 この方式で作る塩は、ナトリウム以外の、うまみを与えるカリウム、マグネシウム、カルシウム等の海の希少成分を含まないために、とんがった、塩辛いだけの味わいの塩となります。 塩田で作られていた塩の味を求める人たちは、ニガリをその塩に混ぜて炊きなおす方法を考案したり、試行錯誤をされたようです。その後、海水を直に煮詰めたり、海水を濃縮するための設備を作ったりと様々な試みがなされたとのことです。規制の壁、自然災害等、苦労に苦労を重ね、やがて1997年の専売制の廃止によって塩は自由に生産・販売できるようになりました。 この自然海塩を求める運動から生まれた塩は’母なる海のエキス’の意から→【海の精】と名付けられたということです。 海の精さんでの塩造りのおおまかな工程は: ・(画像4.)千浜工場の塩田で水分を蒸発させ、濃くした海水を ・(画像5.)’噴霧立体式’設備(木製の建屋に黒いネットが張ってあり、(画像6.)ポンプで海水をくみ上げて上から海水を噴霧し、ネットを伝って下へ落ちる間に陽光と風で水分を蒸発させより濃くし) ・(画像7.)下に集まった海水を再びポンプでくみ上げて落とす の繰り返しで濃いかん水を作ります。 (画像4.) (画像5.) (画像6.)
このかん水を工場にて’煎ごう’=煮詰める作業を行います。
袋の表だけを見て購入していたことを反省!!おいしくて健康にも良いお塩を購入するために、裏ラベルを確認して、原料が海水、とだけ書かれているものを選ぶようにします。 Comment
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